教室で使っているまな板を紹介します。
まな板の材質はプラスティック製のものと木製のものに大きく分かれますが、
教室では木製のものを使っています。
プラスティック製のものは抗菌処理が施されていて衛生的である半面、
厚みがなく、包丁の当たりが強く刃が欠けやすいという欠点もあります。
一方、木製のまな板は厚みがあり、魚をさばく際はまな板の厚みが重要です。
プラスティック製と比較し刃の当たりが柔らかいのも特長です。
しかし放っておくとカビが生えたりと、衛生面に気をつけなければなりません。
なお教室で使っているまな板は毎回ハイターで殺菌してますのでご安心を。
(ハイターに長時間付けると木が黒ずんでしまうので注意を払います)
木製まな板の材質は、いちょう、ヒノキ、ひばが有名です。
いちょうは育ちが早く年輪の幅が広いため比較的柔らかくて、
刃が当たったときの優しい音が特徴です。
ヒノキはいちょうよりも固く、乾いた音が鳴ります。
ひばは高価ですがヒノキよりヒノキの香りが強いのが特徴です。
教室では見た目の美しさと耐久性を重視し、ヒノキのまな板を使っています。
いちょうより硬いとはいえ、教室では包丁を振るってアジのたたきやなめろうを作るため、
最近は表面のキズが目立ってきました。
そこで今回はまな板にカンナをかけました。
かんなをかけるとキズもほぼ無くなり、香りも復活して新品に蘇ります。
木製のまな板はメンテさえしっかりすれば長い時間使えるのでオススメです!
ただし、木製のまな板は一枚一枚木目が異なるため、ネットショップなどで買うより、
店舗に足を運んで実物を見て気に入った一枚を購入されることをオススメします。